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02月24日-01号

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  1. 飯田市議会 2021-02-24
    02月24日-01号


    取得元: 飯田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    令和 3年  3月 定例会(第1回)        令和3年飯田市議会第1回定例会会議録               (第1号)-----------------------------------       令和3年2月24日(水曜日)10時00分-----------------------------------日程 第1 会議成立宣言 第2 会期の決定 第3 議案説明者出席要請報告 第4 会議録署名議員指名 第5 市長挨拶(施政所信表明) 第6 定期監査報告 第7 委員長報告    リニア推進特別委員会 第8 報告(2件) 第9 議案審議    (1)即決議案(8件)       議案第4号から議案第10号まで及び議案第20号       説明、質疑、討論及び採決    (2)委員会付託議案(36件)       議案第11号から議案第19号まで及び       議案第21号から議案第44号まで       説明、質疑及び委員会付託        予算決算委員会(前期全体会) 議場       委員長報告、質疑、討論及び採決 第10 請願、陳情上程(請願1件)       委員会付託散会-----------------------------------出席議員    23名       (別表のとおり)-----------------------------------欠席議員    なし       (別表のとおり)-----------------------------------事務局出席者       (別表のとおり)-----------------------------------説明のため出席した者       (別表のとおり)     10時00分 開会----------------------------------- △日程第1 会議成立宣言 ○議長(湯澤啓次君) おはようございます。 現在の出席議員は23名であります。 よって、本日の会議は成立いたしております。 ただいまから、令和3年飯田市議会第1回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(湯澤啓次君) それでは、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期及び日程につきましては、去る2月17日に開催された議会運営委員会で協議いただいておりますので、その結果について御報告を願うことにいたします。 議会運営委員長、福沢清君。 ◆議会運営委員会委員長(福沢清君) 2月17日に開催いたしました議会運営委員会の協議の結果を御報告申し上げます。 今定例会の会期は、本日2月24日から3月19日までの24日間とし、その日程につきましては、お手元に配付してあります日程表によることといたしました。 本日上程されます議案は43件で、その審議は、報告案件、人事案件及び定住自立圏形成協定議案を除き、付託議案一覧表のとおり、それぞれ各常任委員会へ付託することといたしました。 次に、3月9日及び10日に行います一般質問の通告締切りは、先例により、明日2月25日の午後5時までといたしましたので、申合せ事項を遵守し、質問事項及び要旨をできるだけ明確に記載し、定刻までに通告されますようお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの報告について、御発言はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) お諮りいたします。 今定例会の会期につきましては、委員長の報告のとおり、本日2月24日から3月19日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は2月24日から3月29日までの24日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 議案説明者出席要請報告 ○議長(湯澤啓次君) 議案説明者として、地方自治法第121条の規定により、佐藤市長ほか関係者の出席を要請いたしました。 次に進みます。----------------------------------- △日程第4 会議録署名議員指名 ○議長(湯澤啓次君) 会議録署名議員として、永井一英君、福沢清君を指名いたします。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第5 市長挨拶(施政所信表明) ○議長(湯澤啓次君) ここで市長の御挨拶を願うことにいたします。 佐藤市長。 ◎市長(佐藤健君) おはようございます。 本日ここに、令和3年飯田市議会第1回定例会を招集し、令和3年度飯田市一般会計当初予算案をはじめとする重要案件について御審議いただきますことに対し、深く感謝申し上げます。 令和2年度は、新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。さきの臨時議会でお認めいただいた補正予算まで緊急対策事業は第7弾を数え、命を守ることと経済を止めないことの両立に腐心してまいりました。 さきの臨時議会直前の2月3日以降、飯田保健所管内において新規感染者が出ておりませんことは、市民の皆さん、事業者の皆さんの感染防止対策のたまものと深く感謝申し上げます。そして、今この瞬間もコロナウイルスとの闘いの最前線で体を張っていただいている医療関係者の皆様に、心からの敬意と感謝を申し上げます。 長野県内における新規感染者も落ち着いており、県下全域における警戒レベルは1となっておりますが、引き続き気を緩めることなく感染防止に努めることが必要です。そして、一度止まってしまっている飲食をはじめとする地域経済を回す、それを感染拡大を再び招かないで行うというこれからの局面こそ、大変難しい挑戦になります。 業務や受験などで県外に行かれた方に、帰飯後の検査をお願いする水際対策を行いながら、3月上旬からスタートする「テイクアウト割引券」も活用して、まずは飲食店を市民みんなで買って、食べて応援し、さらには第2弾の「ささえあい割引券」で幅広く消費を喚起して地域経済を再生していきたいと考えております。 ワクチン接種については、さきの臨時議会におきまして接種に向けた体制整備及び実施のための予算をお認めいただいて以降、2月15日にはコロナワクチン接種推進係3名を配置し、4月以降に予定されている高齢者への優先接種の準備を行っているところです。 厚生労働省が2月17日に行った自治体向け説明会では、ワクチンの供給が世界的に逼迫している影響で、令和3年第1四半期の十分な供給量が見込めないため、接種券の郵送の時期はスケジュールよりも遅くなる可能性があるとの説明がありました。 国が用意するワクチン接種円滑化システムについては、ワクチンの分配量の決定や接種実績の登録管理などの機能について説明がありましたが、システムを使いこなして円滑な接種を行うためには、国からの手厚い指示や指導が必要であるというのが担当職員の実感であり、引き続き適切かつ十分な情報提供を国に求めてまいります。 また、ワクチン約1,000回分の流通単位を小分けできるよう取扱いの要領が変わってきましたので、かかりつけ医をはじめ、お近くの医療機関に接種のサテライト施設になっていただく方向で調整することで、市民の皆様にとってより接種しやすい環境が整えられるのではないかと考えております。引き続き飯田医師会をはじめとする関係機関と連携して、ワクチン接種が滞りなく進められるよう万全を期してまいります。 それでは、今定例会の議案について御説明申し上げます。 本日提出いたします案件は、報告案件2件、人事案件7件、条例案件8件、一般案件5件、予算案件21件の計43件でございます。 初めに、議案第32号、令和3年度飯田市一般会計当初予算案について御説明申し上げます。 市長に就任して初めての当初予算編成に当たり、昨年末に予算編成の基本方針を発表いたしましたが、それに基づいて3本の柱を据えて予算を編成いたしました。 1つ目の柱は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、その対応を最優先とし、令和2年度補正予算から引き続いて、国・県の動向を踏まえつつ適時・適切な対策を講じること。 2つ目の柱は、「いいだ未来デザイン2028」の中期4年のスタートに当たり、未来ビジョンに掲げる目指すまちの姿の実現に向けて、新たな取組に積極的にチャレンジしていくこと。 3つ目の柱は、飯田市の長期的都市像である環境文化都市の構築に向け、環境の観点から暮らしや経済を再生していくという視点を持って事業展開を図ること。 この3本を柱に据えて、市民の皆さんの命と暮らしを守りつつ、将来を見据えて新たな取組にチャレンジする予算として編成をいたしました。 予算総額は474億7,000万円で、前年度と比べて15億9,000万円、3.5%の大幅増となりました。 新型コロナウイルス感染症対応などにより予算総額としては過去最大となりましたが、それぞれの事業に工夫を凝らし、特定財源を確保したことにより、一般財源は前年度当初予算に比べ2億5,000万円余減らすことができました。 歳入は、個人市民税の大幅の減などを見込まざるを得ず、市税全体で前年度費7.4%の減を見込んでおります。また、国の地方財政計画などを参考に、地方交付税は前年度費0.2%の減、地方消費税交付金は前年度費6.4%の増と見込んでおります。 また、市債は、臨時財政対策債の大幅増などにより34.9%の増、財政調整のための基金繰入れは6億6,000万円と前年度より2,000万円の減となっております。 歳出については、重点的に取り組む項目について御説明いたします。 まず、「新型コロナウイルス感染症対応」については、令和2年度一般会計補正予算(第12号)から令和3年度を見据えて継続した事業展開を図ることとしておりますが、かねて申し上げておりますとおり、検査・医療体制の充実、誹謗中傷の防止、地域経済の再生という3つの観点から事業を計上しております。特に、新型コロナウイルスのワクチン接種については、万全の体制を整備し、円滑な接種を目指しします。 次に、「子育て環境・教育環境の充実」については、不妊治療への助成拡大や議会から御提言をいただいた子育てにおける孤立の解消、産後ケアへの支援、子供たちが本に親しめる環境づくり、郷土を代表する文化芸術に触れる機会としての菱田春草没後110年展などに取り組みます。 なお、児童・生徒に1人1台配備しているタブレット端末については、運用方法について慎重に検証しながら、万が一休校となった場合にも子供たちの学習機会が確保されるよう、早急に環境を再構築してまいります。 次に、「ゼロカーボンシティを目指す」取組として、飯田版ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の普及やリニア駅周辺をモデル地区とした環境共生住宅の普及のほか、再生可能エネルギーの域産域消、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進、環境学習の推進に改めて力を入れて取り組みます。 なお、脱炭素社会へのアプローチとして、市議会、飯田商工会議所、飯田市の3者による2050年にゼロカーボンシティを目指す共同宣言を近々行いたいと考えており、市議会にも御賛同いただき、地域全体で取組の機運を高めてまいります。 次に、「地域経済の再生・地域内経済循環の促進」については、コロナ禍を契機としたオフィスの地方移転・地方分散の動きを捉えて、サテライトオフィスをはじめとする企業誘致に取り組むほか、次世代モビリティ、医療、食品、環境、IT分野など、新産業への参入支援、信州大学共同研究講座への継続的支援、遊休農地の有効活用、中心市街地のにぎわい創出に努めてまいります。また、地域内経済循環の促進に資する新たな指標づくりについても研究してまいります。 次に、「アフターコロナを見据えた観光振興」については、アフターコロナにおける南信州地域全体の観光振興に向けて、遠山郷、天龍峡の観光戦略について地域の皆様と共に見直しを図るほか、ドライブイン機能を果たしてきた集客施設が相次いで閉鎖になったことによる影響を最小限に抑えられるよう、中心市街地において飲食・土産を提供する新たなスタイルを提案してまいります。 また、南アルプスの遠山郷ルートをエコ登山の先進地とする取組を支援し、官民一体で世界ブランドを目指します。 なお、当地域の四季を彩るお祭りへの助成については、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、今後、各実行委員会と協議しながら予算化を検討してまいります。 次に、「リニア・三遠南信自動車道時代を支える基盤整備」については、JR飯田線との接続方法を含めたリニア駅からの2次交通の在り方を検討するとともに、電気自動車を活用した市民バスの利便性向上のための実証運行やリニア駅周辺整備の実施設計につながるプロジェクト等を推進してまいります。 最後に、「安心・安全・防災」については、保育施設・老人福祉施設の長寿命化計画を策定するほか、令和3年が三六災害から60年の年に当たることから、当時の状況を振り返りながら市民の皆さんの防災意識を高め、災害時の支え合い活動を推進する取組を展開いたします。また、防災対策として、国の制度を活用した社会基盤の強化や学校施設等の環境整備を行います。 以上、御説明した以外にも、予算編成の基本方針で示した項目の多くが予算化され、またゼロ予算でも取り組むこととなっております。 飯田市の長期的都市像である「環境文化都市」の構築、日本一住みたいまちに向けた取組の礎となる1年となるよう、積極型の予算を編成いたしました。 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 次に、条例案件のうち、議案第13号「飯田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」は、社会福祉審議会からの答申を受けて策定した令和3年度から令和5年度までを対象期間とする高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき、介護保険料率の引下げ改定等を行うものでございます。 また、一般案件のうち、議案第19号「基本構想に基づいて定める基本計画の政策施策の体系を定めることについて」は、当市の総合計画である「いいだ未来デザイン2028」に基づいて定める中期計画の政策施策の体系を定めたいとするものであります。 いいだ未来デザイン2028は、2017年度から12年間の計画であり、このうち、本年度末までの4年間を前期計画としております。本年度当初から前期計画の取組の分析や反省を基に、市議会からの御提言をはじめ、多くの市民の皆さんや専門的知見を有する方々の御意見を踏まえ、当地域の直面する喫緊の課題や新型コロナウイルス感染症への対応を含めて、将来の飯田の姿を見据えた13の基本目標から成る中期計画として策定いたしました。 計画の1歩目となります令和3年度当初予算編成のベースとなるものであることから、本案につきましては、本日の議決を賜りますようお願い申し上げます。 その他議案の詳細につきましては、後ほど関係部課長から説明いたしますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 なお、会期中に議案の追加提案を予定しておりますので、御承知おきください。 この場をお借りして、リニア事業関連の状況について申し上げます。 2月9日に開催された伊那谷自治体会議において、私から、JR飯田線とリニア中央新幹線の接続方法について、議会からの御意見などを踏まえ、乗換え新駅ありきではなく、新しい交通システムを考慮した対応を検討していく旨の提案をさせていただき、その方向で進めることを御了解いただきました。これから調査・検討を行ってまいりますが、市議会の皆様としっかり議論しながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 また、2月16日には、JR東海、長野県、飯田市による第1回リニア中央新幹線及びその関連事業に係る3者調整会議を開催いたしました。これまでも関係機関相互に調整・協調して事業を進めてまいりましたが、この調整会議によって用地買収や建設工事における情報や課題の提供が今まで以上に図られることになります。地域の皆様に対し、より一層丁寧で確かな情報提供を行うよう努めてまいります。 2月15日にオンラインで行われた三遠南信サミットでは、リニア中央新幹線の開通、三遠南信自動車道全通を見据えたさらなる地域間連携の重要性が改めて確認されました。とりわけ、ウイズコロナ時代におけるデュアルモード社会、すなわち経済性と効率性を優先して運営する経済モードと国民の健康と安全を最優先に考えて運営する安全モードとをうまく切り替えながら生き抜いていく持続可能な社会の形成に向けて取り組んでいくことが強調され、移住・2地域居住や企業誘致・人材誘致、観光振興などについて、それぞれの地域の特性を生かしながら連携し、地域課題の解決に向けて挑戦を続けていくことがサミット宣言としてまとめられました。 冒頭に申し上げましたように、これから我々は感染拡大を抑えつつ地域経済の再生を図るという難しい課題に挑戦していくことになります。市民の皆さんと力を合わせて、この難しい局面を乗り切ってまいりたいと思います。 議員各位にも改めて力を貸していただきますようお願いいたしますとともに、市政運営への一層の御理解、御協力をお願い申し上げまして、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第6 定期監査報告 ○議長(湯澤啓次君) これより定期監査報告に入ります。 監査委員から、監査の結果について報告を願うことにいたします。 代表監査委員、戸崎博君。 ◎監査委員(戸崎博君) 監査の結果について御報告申し上げます。 今議会に提出しました監査報告は、飯田市監査基準並びに地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項の規定による定期監査で、令和2年9月2日から令和3年2月12日まで実施したものでございます。 監査対象は、お手元に配付してあります監査報告書の1ページから2ページ上段に記載のとおりでございます。 2ページの第3及び第4を御覧ください。 監査に当たりましては、あらかじめ指定して提出を求めた予算の執行状況及びその他の関係資料に基づき、所管の長及び関係職員から説明を聴取するとともに、その事務が関係法令に基づき適正かつ効率的に執行されているかどうかを主眼に置き、実施いたしました。 また、現金の取扱い及び物品等の管理状況につきまして、予備監査といたしまして実地検査を行いました。 次に、第6を御覧ください。 監査の結果、予算の執行及び物品等の管理はおおむね適正に処理されていたことを認めましたが、改善または改善の検討を要する事項がありました。 具体的な内容に入る前に、監査結果の区分について御説明申し上げます。 2ページ下段を御覧ください。 監査の結果には3つの区分を設けており、重要度の高い順に指摘事項、指導事項、検討要望事項となっております。このうち指摘事項は、条例や規則等に準拠しない事務手続に対するものであり、速やかな措置と再発防止策を求めるものであります。また、指導事項は、是正または改善を求めるもののうち、軽微なものに対して付しております。検討要望事項は、より効率的かつ効果的な行財政運営のための検討を求めるものであります。 指摘事項、指導事項を付した事務については、所管部署が速やかに対応し、再発防止策を講ずるべきことはもちろんですが、他の部署においても対岸の火事とせず、監査報告書に記載の内容を確認し、自分たちの部署で同じようなミスはないか、あるいはリスクはないか、見直す材料とすることを希望いたします。 さて、今回の監査では、指摘事項が2件、指導事件が7件、検討要望事項が33件ございました。 3ページの中ほどを御覧ください。 ここから7ページ上段まで、所管部署ごとに今回の監査の結果に基づいた監査委員の講評を記載しております。 最初に、指摘事項について申し上げます。 1点目は、水道課及び経営管理課に対してでございます。 棚卸しの運用方法について、令和元年度の定期監査の際に、時期や手法等を飯田市水道事業会計規程に基づいて行うよう指導いたしましたが、令和元年度末に規程どおり棚卸しが実施されていなかったことを認めました。規程に基づいて実施することと、再発防止策を講ずるよう指摘いたしました。 2点目は、文化会館に対してでございます。 文化会館が保有する多くの備品に関しまして、新旧備品シールが混在していること、備品の状況が未確認であることなど、適正な管理がなされていないことを認めました。期限を設けて適正な処理を行うよう指摘いたしました。 次に、指導事項について申し上げます。 今回の指導事項の多くが、契約を締結したにもかかわらず、契約締結時に支出負担行為決議がなされていないという内容のものでした。支出負担行為決議を忘れると、支払うべき時期が到来したときに、予算不足や支払い漏れなどのリスクが高まります。これらのリスクを未然に防ぐためにも、飯田市財務規則を遵守し、適正な会計事務を執行していただきたいと思います。 続いて、7ページ中段から23ページまでは、過去の各種監査及び今回の定期監査における所管部署からの措置状況について、地方自治法第199条第14項の規定に基づき公表したものでございます。 監査の結果は以上のとおりでございますが、詳細につきましては、監査報告書を御高覧ください。 簡単ではございますが、以上で定期監査の報告といたします。
    ○議長(湯澤啓次君) 監査報告に対して、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑を終結いたします。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第7 委員長報告 ○議長(湯澤啓次君) ここで、特別委員会の経過について報告を願うことといたします。 リニア推進特別委員会の審査の経過につきまして報告を求めます。 リニア推進特別委員会委員長、井坪隆君。 ◆リニア推進特別委員会委員長(井坪隆君) おはようございます。 2月3日に開催されたリニア推進特別委員会における協議内容について、御報告申し上げます。 会議の冒頭、委員長から、今回の委員会の開催趣旨について説明をいたしましたので、まずはその概要から御報告申し上げます。 本特別委員会は、平成22年3月にリニア推進対策特別委員会が設置されて以来、今回初めて市長の出席を求めました。佐藤市長がマニフェストにおける公約の中で、リニア長野県駅とJR飯田線との接続方法について乗換新駅を取りやめるとする考えは周知の事実で、去る12月の市議会定例会一般質問及び代表質問においても、その考えの一端が示されました。 飯田市議会での協議のない中で、1月18日開催の広域連合会議において、広域連合長である佐藤市長から、リニア長野県駅とJR飯田線との接続方法についての説明と協議がなされたとすることを新聞報道から知ることとなりました。議会と執行機関との相互理解を図るべく、意思疎通を強く求めるものであります。 以上の経緯と観点から委員会を開催したものです。 次に、協議内容について御報告申し上げます。 会議において執行機関側から、JR飯田線とリニア中央新幹線との接続方法について説明がありました。 まず、経過等として、平成29年に開催した伊那谷自治体会議では、以下の3つの事項が確認されている。1として、JR飯田線乗換新駅の設置を伊那谷自治体会議検討事項として位置づけること。2として、乗換新駅については、地元の負担設置による請願駅の扱いとすること。3つとして、設置に関するJR東海との交渉及び具体的検討の主体は飯田市が担うことを踏まえること。以上の3点である。 これを踏まえ、乗換新駅設置に当たり必要となる実施基準、平面曲線、縦断勾配、旅客ホームの長さ等などについて、飯田市として調査・研究を実施すること、これとJR東海とは県と連携しながら協議を継続してきていることについての説明がありました。 また、乗換新駅見直しの理由として、乗換新駅の場合、施設整備が前提にあるため、それを固定的費用とした上で検討せざるを得ないが、新しい交通システムの場合は整備費用が固定化されないため、運営等について柔軟な発想、対応が可能との説明がありました。 さらに、今後の方針として、次のとおりの説明がありました。 JR飯田線とリニア中央新幹線の接続は重要課題であるため、その接続方法や具体的な乗換機能等の検討が今後も必要であるという認識を持っている。乗換新駅というハード整備ではなく、新しい交通システムを考慮した接続方法を検討していく。リニアの整備効果を広域的に享受していくためには、上伊那地域、あるいは下伊那地域の各市町村とリニア駅とをいかに利便性よく結ぶか、またそのための2次交通をどう整備するかといった観点が重要である。この観点を踏まえ、JR飯田線とリニア中央新幹線との接続方法に関し、下伊那北部、上伊那方面については元善光寺駅との接続を検討しつつ、下伊那南部方面についても、より利便性が高まる接続となるよう、自動運転等の新たな交通手段の導入も視野に入れながら検討を重ねていく。 以上の説明に加えて、別に添付されていたJR飯田線乗換新駅比較検討のまとめと題する資料に基づき、整備手法に応じた乗換新駅設置概算事業費の説明がありました。 委員から、今までの経緯から、なぜ乗換新駅設置が中止という結論になったのか。整備費用は当初5億円から6億円との説明があったが、なぜ10億円に変更になったのか。乗換新駅のメンテナンスはJRが行うのではないかとの質疑があり、市長から、乗換新駅設置に必要な経費としては、副市長時代は5億円から6億円という認識であったが、その後の有識者や関係者との議論の中で10億円という認識になった。乗換新駅のメンテナンス費用については、広域連合会議の後に関係者から指摘を受けてJR東海が負担することを確認したとの答弁がありました。 また、委員から、令和2年度の当初予算にリニア駅周辺整備関連業務等委託料として858万円余を計上し、うち100万円余を乗換新駅設置の調査費用として予定していたが、現時点で未執行である理由はとの質疑があり、平成30年度に実施したリニア駅周辺整備事業乗換新駅調査業務委託の報告を基に、令和元年度に部内で整理・検討を行い、折衷案を絞ってさらなる事業費の精査を行うために予算化していた。今年度、駅を起点とした交通手段についても検討している次世代インフラプロジェクトにおいて、一定の整理を行った上で下半期に調査の発注を予定していたが、市長の交代もあったことから、現段階では調査業務を発注していないとの答弁がありました。 続いて、委員から、当該調査費用は乗換新駅の有用性を検証するためだったのではないかとの質疑があり、市長からは、乗換新駅は整備費用が固定化してしまい、柔軟な対応ができなくなるおそれがあったため、これ以上乗換新駅に絞って実現可能性を検討する必要がないとして調査業務を行わないと判断したとの答弁がありました。 また、委員から、当委員会では、高岡駅、飯山駅などを見て、乗換新駅の問題についての検討を重ねており、飯田下伊那地域だけではなく、駒ヶ根市や伊那市などとの上伊那地域との連携や協力が必要。公共交通、モビリティ、長野県の駅としての位置づけなど、様々な観点から筋道を通して検討していかなければならないとの要望がありました。 さらに、委員から、乗換新駅については平成25年から議論を重ねてきた。2次交通を含む新しい交通システムと比較した事業費を議会に示していただかないとチェックができないがいかがかとの質疑があり、市長から、本日の議論を聞いていると、乗換新駅を造れとは言わないが、本日示した資料では、そう決められるだけの資料としては足りないという御指摘であると解釈している。新しい接続方法として、幅広い選択肢の中から、費用をできるだけ安く、利便性をできるだけ高くという観点で伊那谷自治体会議でも議論を重ねる中、その結果を飯田市議会にフィードバックしたいとの答弁がありました。 委員からさらに、道路整備を含めた元善光寺駅の整備方法、事業スキーム、計画の進め方をどのように考えるかとの質疑があり、市長から、一定の道路整備を含めたインフラ整備は重要な視点と考えている。シャトルバスを含めた様々な可能性を探りながら、一番よい方法を採用することになるとの答弁がありました。 委員から、大きな方向転換になるのであれば、市議会に対してその背景を合理的に説明すべきである。今年度予算化し、議会の承認を得た調査費用を用いて、乗換新駅の設置と新しい交通システムの双方の優位性を検証して市議会で判断すべきである。市議会でこれまでの方向性を整理した結果をもって、広域連合会議や伊那谷自治体会議に臨んでいただいたほうがよいとの要望があり、市長からは、広域連合会議や伊那谷自治体会議に臨む前に、本委員会や本会議で説明を行うべきとの御指摘は真摯に受け止めたい。今年度予算化した調査費用を用いて、乗換新駅の設置にとどまらず、幅広くいろいろな交通手段を比較するための調査を行い、資料としてまとめてまいりたいとの答弁がありました。 最後に委員長から、平成25年12月のリニア推進特別委員会の委員長報告で、乗換新駅の必要性を確認するということで議会で合意を得ているが、議会として必ずしも新駅を設置するとした経緯はない中で、これからもJR飯田線とリニア中央新幹線との接続方法について関心を持っていくとのまとめがなされました。 加えて委員長から、本日の協議の経過から要望をまとめました。本日示された資料の根拠を示すとともに、乗換新駅を設置する、設置しないの基準や内容を含めて、いま一度明確に示されたい。さらに、新駅実現に向けた検討以外にも、さらなる調査を進めてもらいたい。市長の方向性は理解できるが、合理的な説明を要するがゆえに、関係機関との協議に当たっては、市議会との議論を通じた最終的な判断を踏まえて臨まれることを求めたいとの要望を行いました。 以上、リニア推進特別委員会の報告といたします。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの報告につきまして、御質疑はございませんか。     (挙手する者なし) ○議長(湯澤啓次君) なければ、次に進みます。----------------------------------- △日程第8 報告 ○議長(湯澤啓次君) 日程に従いまして、これより報告案件の審議に入ります。 初めに、報告第4号「専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 櫻井総務部長。 ◎総務部長(櫻井毅君) 報告第4号について御説明申し上げます。 4ページを御覧ください。 本件は、専決処分の報告についてでございまして、自動車事故による損害を賠償するため、専決処分をいたしました案件につきまして、3件報告をさせていただくものでございます。 まず、専決第1号でございますが、相手方は記載のとおりでございます。 事故の概要は、令和2年12月15日午前10時20分頃、飯田市下久堅小林91番1付近の県道247号米川駄科停車場線において、公務のため走行していた飯田市使用の小型乗用自動車が、前方で鋭角に左折するために大きく膨らみ旋回いたしました相手方の小型貨物自動車の左側面に衝突し、相手方に損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が4割、市の損害賠償額は7万4,800円でございまして、示談が成立し、2月5日に専決処分いたしたものでございます。 続いて、専決第2号でございますが、相手方は記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、令和2年10月28日午前11時15分頃、飯田市上郷飯沼3368番4付近の市道上郷70号線と南条幹線との交差点におきまして、公務のために走行していた飯田市所有の軽貨物自動車が南条幹線を直進した際、市道上郷70号線を右側から直進してきた相手方の軽乗用自動車の左側面に衝突いたしまして損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が5割、市の損害賠償額は16万8,649円でございまして、示談が成立し、2月5日に専決処分したものでございます。 続いて、専決第3号でございますが、相手方は記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、令和3年1月12日午前9時33分頃、飯田市大久保町2542番7付近の国道256号線と市道水の手線との交差点におきまして、公務のため走行していた飯田市所有の軽乗用自動車が当該交差点を左折した際、積雪によるスリップにより、信号待ちのため停車していた相手方の小型乗用自動車の右前面に接触し、相手方に損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が10割、市の損害賠償額は8万9,496円でございまして、示談が成立し、2月5日に専決処分したものでございます。 公用車の事故防止対策は年間を通じて取り組んでいるところでございますが、今回このような報告をいたしますこと、深くおわび申し上げます。 庁内では、交通安全講和の実施、職員一人一人による安全運転宣言、安全運転宣言車シールの公用車への貼付け等に加え、事故を起こした職員に対しましては、自動車学校へ出向いての安全運転研修を実施しております。特に今年度は、会計年度任用職員及び運転業務委託事業者による事故が多く発生したことから、初めての試みといたしまして、これらの者を対象とした安全運転講習会を昨年末に開催し、意識の啓発に努めたところでございます。 事故の状況は、定期的に部長会議や主幹課長会議において報告し、情報共有を図るとともに、注意喚起をしているところでございます。 また、日常に使用する公用車325台のうち、平成20年初年度登録以降の車両218台は既にドライブレコーダーを設置し、その他の車両も更新時には設置を義務づけ、事故発生状況の把握に努めております。 こうした公用車の事故を未然に防ぎ、発生しないよう、さらなる事故防止対策を継続的に講じ、なお一層の交通安全対策に取り組んでまいる所存でございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第5号「一般社団法人飯田市南信濃振興公社の経営状況を説明する書類の提出について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 宮沢観光課副参事。 ◎観光課副参事(宮沢正隆君) それでは、報告第5号について御説明申し上げます。 議案書の6ページからとなりますので、お願いいたします。 本件は、一般財団法人飯田市南信濃振興公社の経営状況を説明する書類の提出についてでございまして、地方自治法の規定によりまして令和2年度第30期及び第31期、令和2年4月1日から10月18日までの法人の解散及び清算に関する事業の概要について御報告申し上げます。 事業報告書の1ページをお開きください。 飯田市南信濃振興公社は、南信濃村時代の平成4年に設立され、村の公的観光施設の管理運営に携わってきました。平成12年には、かぐらの湯が開館し、その後20年にわたり管理運営を行ってきましたが、平成31年度末をもって指定管理期間が満了となり、翌年度から新たな期間となる指定管理者の指定を受けないことが決定されました。 この主な理由は、過疎化等により施設を取り巻く環境が大きく変化し、利用者が減少したこと、地域の住民の思いを一つにすることができなかったこと、施設の老朽化が進み経営効率が悪かったことなどです。 遠山郷の観光の柱として長く事業を行ってきましたが、法人の目的である事業の継続が不可能となったため、令和2年7月31日に基本財産の減失による一般財団法人の目的である事業の成功の不能を理由に解散となりました。 解散に伴いまして、一般財団法人南信濃振興公社の清算人により長野県に対して法人の残余財産の帰属に関する承認の申請を行い、法人の残余財産は飯田市に帰属することが承認されました。その後、清算人から飯田市へ提出された残余財産引渡見込届出書により、飯田市へ残余財産の引渡しがなされました。 次に、第30期の財務諸表を御覧ください。 令和2年7月31日の解散までの状況です。 1ページの貸借対照表を御覧ください。 当年度欄の下から2段目の正味財産合計は、1,242万9,000円余りとなっております。 次に、7ページの収支計算書を御覧ください。 当期の主な収入は、棚卸資産売買収入と前期の外部要因源泉ポンプ落下事故による休業に伴う営業補償収入で896万8,000円余りとなっています。 主な支出は、前期の事業活動に係る管理費等の支出であり、198万円余りでございます。 投資活動支出は、リース資産を引き継ぐことによる債務の減、財務活動支出はリース資産の未払金の支出となります。 次に、第31期財務諸表を御覧ください。 解散後の清算事業年度となります。 1ページの貸借対照表を御覧ください。 当年度欄の下から2段目、正味財産期末残高合計は247万6,000円余りとなっております。 4ページを御覧ください。 残余財産引渡見込届出書でございます。 現金預金欄の247万6,097円と固定資産帳簿価格712万1,704円が残余財産として飯田市に引き継がれております。 以上が、一般財団法人飯田市南信濃振興公社の解散及び清算に至るまでの経営状況の報告ですが、前年度末をもちまして指定管理施設である、かぐらの湯の管理運営業務が続けられなくなったことにつきましては、施設の設置者である飯田市として、指定管理者とのコミュニケーションが不足していたことなど、反省すべき点があったと考えております。 今後は、他の指定管理施設の管理運営におきましても、指定管理者としっかりとしたコミュニケーションを取るなど、適切な指導・監督に努めてまいります。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第9 議案審議 ○議長(湯澤啓次君) これより議案の審議に入ります。 初めに、議案第4号「公平委員会の委員の選任について」を議題といたします。 事務局に朗読させます。 小椋議会事務局次長。     (小椋議会事務局次長 朗読) ○議長(湯澤啓次君) 執行機関側の説明を求めます。 櫻井総務部長。 ◎総務部長(櫻井毅君) 議案第4号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市公平委員会の委員の選任について議会の同意を得たいとするものでございます。 公平委員会は3人の委員で構成されておりまして、そのうち、伊藤雅之氏がこの3月末をもちまして任期満了となりますことから、飯田市上郷黒田71番地1、牧原雅氏が適任と考え選任をいたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 次のページを御覧ください。 同氏の略歴につきましては、記載のとおりでございます。 御同意いただきますよう、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第4号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号は原案のとおり同意されました。 次に、議案第5号「固定資産評価審査委員会の委員の選任について」を議題といたします。 事務局に朗読させます。 小椋議会事務局次長。     (小椋議会事務局次長 朗読) ○議長(湯澤啓次君) 執行機関側の説明を求めます。 櫻井総務部長。 ◎総務部長(櫻井毅君) 議案第5号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、議会の同意を得たいとするものでございます。 固定資産評価審査委員会は3名の委員で構成されておりまして、そのうち篠田順氏が3月9日をもって任期満了となります。篠田氏につきましては、税制に関する知識、経験も豊富で、固定資産評価審査委員として適任と考え、再任をいたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 次のページに同氏の略歴につきまして記載はしてございます。 御同意いただきますよう、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいまの議題となっております議案第5号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第5号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり同意されました。 次に、議案第6号「飯田市南部財産区管理委員の選任について」と、以下件名を省略いたしまして、議案第7号から議案第10号までの以上5件を一括議題といたします。 この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 遠山産業経済部長。 ◎産業経済部長(遠山昌和君) それでは、議案第6号から議案第10号を一括して御説明申し上げます。 初めに、議案第6号について御説明をいたします。 本案は、飯田市南部財産区管理委員の選任につきまして、議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の任期満了に伴いまして、安静達祐氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページに記載のとおりでございます。 続きまして、議案第7号について御説明いたします。 本案は、飯田市長野原財産区管理委員の選任につきまして、議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の任期満了及び辞任に伴いまして、小林伸氏、伊藤正三氏、西村英和氏、小林正氏、宮川泰彦氏、峰尾辰義氏、小林高博氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ以降に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第8号について御説明いたします。 本案は、飯田市時又財産区管理委員の選任につきまして、議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の辞任に伴いまして、楯克司氏、沖田智人氏、奥村健助氏、澤柳秀人氏、清水美次氏、下平稔氏、土屋紀代子氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ以降に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第9号について御説明いたします。 本案は、飯田市桐林財産区管理委員の選任につきまして、議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の任期満了に伴いまして、村松洋平氏、岡村重夫氏、板垣実氏、林郁夫氏、勝野幸広氏、藤本和明氏、岩崎豊稔氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ以降に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第10号について御説明いたします。 本案は、飯田市上川路財産区管理委員の選任につきまして、議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の辞任に伴いまして、笹岡富男氏、坂茂典氏、野村正志氏、小室康彦氏、今村真悟氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ以降に記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案5件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案5件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第6号から議案第10号までの議案5件をそれぞれ採決いたします。 初めに、議案第6号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり同意されました。 続いて、議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり同意されました。 続いて、議案第8号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり同意されました。 続いて、議案第9号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり同意されました。 続いて、議案第10号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり同意されました。 ここで、議事の都合により審議の順序を変更し、議案第20号「大鹿村との間において締結した定住自立圏形成協定の一部を変更する協定を締結することについて」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 塚平総合政策部長。 ◎総合政策部長兼IIDAブランド推進課長(塚平賢志君) それでは、議案第20号について御説明いたします。 本案は、大鹿村との間において締結した定住自立圏形成協定の一部を変更する協定を締結することについて、飯田市定住自立圏形成協定の議決に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 右ページに協定書の案でございますが、内容といたしましては、定住自立圏形成ビジョンに基づき、当市で運用しておりますケーブルテレビによるデータ放送システムについて、大鹿村でも利用できるよう共同で研究したいとの申入れをいただきましたことから、これに応ずることとし、協定の内容にその旨を追加するものでございます。 補足的な説明になりますが、このデータ放送システムでございますけれども、飯田市と喬木村が共同構築し、運用しているもので、現在は松川、阿智、下條、豊丘の4町村を含め共同利用しております。これに大鹿村が加わるための共同研究に着手するということでございます。 この今回の大鹿村の申入れは、定住自立圏協定で目指す圏域内の結びつきやネットワークの強化、これに該当するものから、中心市といたしましても推進すべきものと考えるものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(湯澤啓次君) 議案に対する説明が終了いたしました。 この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に進みます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第20号につきましては、飯田市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第20号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「飯田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」と、以下件名を省略いたしまして、議案第12号から議案第19号まで及び議案第21号から議案第44号までの以上33件を一括議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 それでは、議案第11号について、櫻井総務部長。 ◎総務部長(櫻井毅君) 議案第11号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、通称「デジタル法」と申しますが、令和元年5月31日に公布され、その一部について公布の日から起算して20日を経過した日から施行されております。 これにより住民基本台帳法の一部が改正されまして、本人確認情報の長期かつ確実な保存のため、住民票の除票、戸籍の付票の保存が制度上規定されました。あわせて、当該除票、付票の写しの交付等の制度が明確化されたことにより、別表1に新たに追加となった証明書の交付手数料に関する規定を今回加えるものでございます。 もう一点は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律が令和元年5月17日に公布され、その一部が令和3年4月1日に施行されます。この改正により、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の規定に基づく建築物エネルギー消費性能適合性判定の対象となる特定建築物の範囲が拡大され、併せて国土交通省が示す面積区分が細分化されました。 このため、現在、飯田市が特定行政庁として行っている都市の低炭素化の促進に関する法律及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく各種の審査における非住宅に係るものの手数料につきまして、県が示す積算基準に合わせて別表第2に規定するものでございます。あわせて、引用条項にずれを生ずる部分の改正や表現の修正を行うものでございます。 附則につきましては、施行期日等の扱いを定めるものでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第12号について、松下市民協働環境部長。 ◎市民協働環境部長兼結いターン移住定住推進室長(松下徹君) 議案第12号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市中山間地域における地域振興住宅の運営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、地域振興住宅として整備し、活用を図ってまいりました3棟の地域振興住宅について用途廃止をするため、条例第6条の規定によります別表から削除したいとするものでございます。 用途廃止する地域振興住宅は、下久堅知久平第1地域振興住宅、上久堅中宮第1地域振興住宅、三穂下瀬第1地域振興住宅の3棟でございます。 地域振興住宅につきましては、地域の産業やまちづくりを担う者の確保、また育成を図るとともに、その定住を促進することによりまして中山間地域の振興を図ることを目的に平成21年度から整備を進めてきておりまして、これまで46棟の新築整備を行ってまいりました。 今回、条例から削除する予定の住宅につきましては、今年度末で完成から10年を経過することから、これまでの入居者の状況などを聞き取り調査し、目的に沿った者が入居をし、地域の担い手として定住し、今後も当該住宅に居住して定住する意思が確認できましたことから、条例に定める目的は達成したものとして、現在の入居者に有償譲渡するため、地域振興住宅としての用途を廃止したいとするものでございます。 なお、当該住宅が所在いたします下久堅地区、上久堅地区、三穂地区の各地域協議会に諮問を行ったところ、意見なしとの回答をいただいております。 附則は、施行日を定めるものでございます。 以上、御審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第13号及び議案第14号について、清水健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(清水美沙子君) 議案第13号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、令和3年度から令和5年度までの第8期介護保険事業計画期間に65歳以上の第1号被保険者の皆様に御負担いただきます介護保険料率について定めるものでございます。 介護保険事業計画では、期間内3年間の給付及び事業を実施するために必要な見込額を算定しております。これを賄う歳入といたしまして、法令の規定に基づきまして第1号被保険者の皆様に御負担いただく額を算定し、これを基に介護保険料率を設定しております。 令和3年度から令和5年度までの保険料率は、所得段階や区分の変更は行わず、基準となる第5段階の介護保険料率で、年率7万1,760円、月額で5,980円に設定したいと考えております。現在の基準となる保険料率は、年率7万3,056円、月額で6,088円ですので、これと比較しますと108円、約1.8%引下げすることになります。 介護保険の給付費、事業費は今後も増加が見込まれております。第8期計画期間におきましても、引き続き介護予防事業に注力し、将来の認定者数の抑制を図りながら地域包括ケアシステムの構築を進め、介護サービスを受けながら安心して在宅で生活ができる地域を目指してまいります。 それでは、条例案に沿って御説明申し上げます。 第5条第1項の第1号から第12号は、令和3年度から令和5年度までの介護保険料率を第1被保険者の所得段階区分に応じてそれぞれ改正するものでございます。 また、第6号につきましては、以降の各号も含めまして、被保険者の所得段階の判定に用います合計所得金額について、税制改正による影響を受け、保険料の負担水準に不利益が生じないよう改正を行うものでございます。 第5条第2項から第4項に関しましては、制度にのっとった公費の投入によりまして、第1段階から第3段階までの低所得者のさらなる負担軽減として保険料率を軽減するものでございます。 附則は、施行期日及び経過措置を定めるものでございます。 続きまして、議案第14号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、県の福祉医療費給付事業の精神障害者の補助対象範囲が拡大されることに伴いまして条例を改正し、同様に補助対象範囲を拡大したいとするものでございます。 精神障害者保健福祉手帳を所持します対象者について、現在の補助対象は、1級は全診療科の通院、2級は自立支援医療の精神通院医療のみが適用となっております。この2級につきまして、全診療科の通院を補助対象とするものでございます。 それでは、条例案に沿って説明いたします。 第2条第5号のウ中「1級」の次に「又は2級」を加えるものでございます。 第5条第1項第7号ア及び第8条第3項は字句の補正でございます。 附則は、施行期日と経過措置を定めるものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第15号について、遠山産業経済部長。 ◎産業経済部長(遠山昌和君) それでは、議案第15号について御説明を申し上げます。 本案は、飯田市保健休養施設条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、条例に定めのある施設のうち、宿泊施設を廃止し、その項を削除するとともに、指定管理者が不在の場合に市長による管理を可能とする条項を追加したいとするものでございます。 飯田市保健休養施設でございます沢城湖周辺施設につきましては、公共施設マネジメント基本方針に基づく優先検討施設といたしまして、地元伊賀良地区はじめ関係する皆様方と今後の方針について検討を進めてまいりました。協議の結果、耐震性に課題があって老朽化が著しい宿泊施設、沢城荘につきましては用途廃止後に解体するものとし、レストハウス、キャンプ場につきましては、指定管理による管理を続ける中で今後の在り方を検討する方針を確認いたしたところでございます。 このため、条例改正におきましては、施設条例第2条第2項第1号の宿泊施設を削除し、第2号を第1号に、第3号を第2号に改めるものでございます。 また、指定管理者が不在の場合におきましては、市長による管理を可能とするため、第13条の次に市長による管理を第14条として追加し、第14条を第15条に改めるものでございます。 附則は、施行日を定めるものでございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第16号ついて、北沢建設部長。 ◎建設部長(北沢武人君) 議案第16号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市土地利用調整条例等の一部を改正する条例の制定についてでございます。 近年の集中豪雨や大規模地震の災害が発生している中で、開発等が行われる場合における適切な指導と、地域住民等の不安やトラブルを未然に防止することにより、安全で安心な地域づくりを推進するために行うものであり、飯田市土地利用調整条例、飯田市景観条例、飯田市リニア中央新幹線開通を見据えた計画に基づく土地利用及び地域づくりの推進に資するための届出等に関する条例、これはいわゆるリニア条例でございますが、これら3つの条例を改正しようとするものでございます。 改正の内容としては、次の2つの事項となります。 これまで適用除外となっていた農林漁業を営むための土地の形質の変更のうち、一定規模以上の盛土等を届出の対象となるように各条例に追加をするものでございます。 2つ目としまして、リニア条例第9条に規定する住民等への事前周知と同様の規定を飯田市土地利用調整条例及び飯田市景観条例に追加するものでございます。 附則は、施行期日及び経過措置を定めたものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第17号について、青木地域人育成担当参事。 ◎地域人育成担当参事兼生涯学習・スポーツ課長(青木純君) それでは、議案第17号について御説明いたします。 本案は、飯田市松尾寺所7305番地1の土地を飯田市松尾天竜グラウンドとして市の体育施設として位置づけるとともに、当グラウンドの管理運営を指定管理者が行うことができるよう、新たに条例を制定するものです。 条例案の内容でございますが、第3条において、施設の管理について指定管理を定め、第5条にて、指定管理者が行う業務を、また第6条にて、指定管理者の指定の手続等について規定しております。 第7条から第10条では、指定管理者が定める施設の利用に関する事項について、許可、納付、料金に関する事項を規定し、第11条では、利用料金を指定管理者の収入とし、続く第12条、第30条で、その減免や還付に関する事項を規定しております。 附則は、本条例の施行期日について令和3年4月1日とするものでございます。 なお、本件につきましては、2月15日の松尾地域協議会において説明し、異議なしという回答をいただいております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第18号について、今村教育次長。 ◎教育次長(今村和男君) 議案第18号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市美術博物館条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 改正の趣旨は、生涯学習・スポーツ課の文化財担当部門を4月1日から文化財保護活用課として、事務室を飯田市上郷考古博物館に移転することに伴い、同館の会議室の面積を減じるため、飯田市美術博物館条例の別表に規定する当該会議室の使用料を減額したいとするものです。 附則は、施行期日を定めるものです。 説明は以上です。よろしくお願いします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第19号について、塚平総合政策部長。 ◎総合政策部長兼IIDAブランド推進課長(塚平賢志君) それでは、議案第19号について御説明いたします。 本案は、基本構想に基づいて定める基本計画の政策施策の体系を定めることについてでございまして、飯田市議会の議決すべき事件を定める条例の第2条第2号の規定により、2017年度から2028年度までを計画期間といたします「いいだ未来デザイン2028」の中期4年間、すなわち2021年度から2024年度までの取組に関する計画について、議決を受けたいとするものでございます。 議案の内容は、13の基本目標から成る基本的方向を定め、これに基づき各年度の事業を執行するというものでございます。 前期は12の基本目標でございましたが、教育分野を2分野から3分野としたことにつきまして、13の基本目標となりました。 それぞれの基本目標でございますが、基本目標1は「稼ぎ、安心して働ける「魅力ある産業」をつくる」、次のページでございますけれども、基本目標2は「飯田の未来を発信し、つながる人を増やし、飯田市への人の流れをつくる」、基本目標3は「"結いの心"に根ざす教育を実践し、豊かな心とリニア時代を生きる力を育む」、基本目標4は「豊かな「学びの土壌」を活かした「学習と交流」を進め、飯田の自治を担い、可能性を広げられる人材を育む」、右ページになりますが、基本目標5は「文化・スポーツを通じて人と地域の輝き・うるおいをつくる」、基本目標6は「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、基本目標7は「「市民総健康」と「生涯現役」をめざす」、次のページへ送っていただきまして、基本目標8でございますが、「共に支え合い、自ら行動する地域福祉を充実させる」、基本目標9は「20地区が輝く活き活きとした地域づくりを地域主体に進める」、基本目標10は「個性を尊重し、多様な価値観を認め合い、活動の場を広げる」、基本目標11は「地球環境への配慮が当たり前の暮らしとまちづくりの推進」、右ページになりますが、基本目標12は「災害や社会リスクに備え、社会基盤を強化し、地域防災力の向上を図る」、基本目標13は「リニア・三遠南信時代を支える都市基盤を整備する」、この13の基本目標でございます。 それぞれの基本目標の具体的な内容につきましては、議案書に記載のとおりでございます。 ここで、未来デザイン2028の基本構想部分について振り返りますが、4年前、策定時に基本構想としてキャッチフレーズ「未来ビジョン」及び「人口ビジョン」を議決いただいております。このうち人口ビジョンでは、2018年の定住人口につきまして将来展望を9万6,000人といたしました。これは、国立社会保障・人口問題研究所の推計約9万1,000人に対して様々な政策で減少を食い止めるという目標でございますが、これまでの4年間ではほぼ社人研の推計ペースとなっております。 なお、今日説明いたしましたこの13の基本目標、人口減少を食い止めるために、前期では地域産業の高付加価値化ですとか人材育成の強化、U・Iターンの積極的な対応、小中連携一貫教育ですとか教育のICT対応、また若者の結婚支援、子育て、保育環境の充実など様々な施策に取り組んでまいりましたが、こうした結果、U・Iターン者については増加傾向にございますけれども、東京一極集中の流れをとどめるまでには至っておりません。 中期計画では、これまでの取組をさらに強化するとともに、議会からいただきました御提言、また市民からの御意見、御要望をできるだけ反映させ、新たな取組も加えたものでございます。 また、新型コロナウイルス感染症による市民の健康や経済活動を守る取組、またSDGsも念頭に組み立てたものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第21号について、遠山産業経済部長。 ◎産業経済部長(遠山昌和君) それでは、議案第21号について御説明を申し上げます。 本案は、公の施設の指定管理者の指定について、地方自治法の規定に基づき議会の議決を得たいとするものでございます。 公の施設の名称は飯田市保健休養施設でございまして、指定する団体の名称は株式会社南信州観光公社、指定する期間は令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間でございます。 当該施設につきましては、先ほど議案第15号におきましても御説明いたしましたとおり、公共施設マネジメント基本方針に基づく検討の中で、老朽化が著しい宿泊施設、沢城荘につきましては用途廃止を行う、その後、沢城湖一帯の在り方を含めた今後の施設の方向性の整理を進めている過程にあるということでございます。レストハウスとキャンプ場は誘客の受入れ施設として有効に活用するということで、1年間の指定管理を行うことといたしたいとするものでございます。 株式会社南信州観光公社につきましては、観光地域づくり法人といたしまして、市民との協働・連携による地域資源を生かした体験プログラムの開発等の実績が認められておりまして、これまでも当施設の指定管理業務の経験があり、その経験により培われた知識とノウハウを有している団体でございます。施設管理の過渡期におきましても、施設サービスの質を維持し、適正なサービスを提供することが期待できることから、引き続き指定管理者に選定したいとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第22号ついて、北沢建設部長。 ◎建設部長(北沢武人君) 議案第22号について御説明いたします。 本案は、市道路線の変更についてでございます。 道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。 対象となる市道は、市営二ツ山団地整備事業の本体工事及び附帯工事が完了したことに伴い、二ツ山団地内の市道について起終点の見直しにより変更するもの8路線でございます。 路線一覧につきましては、次ページにわたっております。 二ツ山団地内に関わる構図については、1筆が大きいため、同じ地番の中でそれぞれ起点・終点の変更をするものでございますが、道路台帳の中で示すものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第23号について、青木地域人育成担当参事。 ◎地域人育成担当参事兼生涯学習・スポーツ課長(青木純君) それでは、議案第23号について御説明いたします。 本案は、公の施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の規定に基づき、議会の議決を得たいとするものです。 公の施設の名称は飯田市松尾天竜グラウンドであり、これは先ほど議案第17号として条例案を提出いたしましたものでございます。指定管理者として指定する団体の名称は、松尾地区まちづくり委員会です。 選定の理由につきましては、まず市民の体力向上とスポーツ振興を目的に設置される飯田市社会体育施設の中でも、当該施設は、地域のスポーツ振興を図ることを主な目的としています。 そこで、松尾地区まちづくり委員会でございますが、第3次松尾地区基本構想の中で、子供から高齢者までスポーツあふれるまちを理念としたスポーツパークIIDA構想を掲げ、松尾地区に集積するスポーツ施設、健康施設を有効利用した新たな事業の展開を飯田市に提案した経過もあるなど、スポーツ振興への理解と関心が高く、また松尾地区に拠点を置く飯田市スポーツ協会やほっ湯アップルとの連携など、地域住民の健康増進とスポーツ振興の検討も今後一層に進められるとのことです。 これらのことから、松尾地区まちづくり委員会の管理運営によって、地域コミュニティーを生かし、地域住民を中心に積極的な施設の利用が促進されることが見込まれるため、候補者といたしました。 指定期間は、令和3年4月1から令和6年3月31日までの3年間でございます。 なお、本件につきましても、2月15日に松尾地域協議会において説明し、異議なしという回答をいただいております。 それから、先ほど議案第17号の御説明の中で1点間違いがございましたので、訂正をさせていただきます。 条例案の中の説明の中で、第13条でございます。こちらは減免、還付に関する事項を規定しているところ、13条が正しいところですが、私、先ほど「第30条」と誤って発言をいたしましたので、ここで「第13条」ということで訂正をさせていただきます。以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第24号について、塚平財政課副参事。 ◎財政課副参事(塚平裕君) それでは、議案第24号について御説明申し上げます。 本案は、令和2年度飯田市一般会計補正予算(第13号)案でございまして、歳入歳出ともに10億5,187万9,000円を追加し、予算の総額を658億2,653万3,000円にしたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表 歳入歳出予算の補正で御説明申し上げます。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の変更でございまして、それぞれの表で御説明申し上げます。 それでは、補正予算の4ページ目を御覧いただきたいと思います。 歳出から説明をさせていただきます。 1款議会費は100万円余の増額でございまして、決算見込みによります人件費の増額でございます。 2款総務費は3億8,100万円余の増額でございまして、決算見込みによる人件費の増額や、ふるさと飯田応援隊事業費の増が主なものでございます。 3款民生費は5,700万円余の増額で、1項社会福祉費の決算見込みによります総合支援・介護給付事業に要する費用の増が主なものでございます。 4款衛生費は1億9,100万円余の増額でございまして、決算見込みによります病院事業会計負担金や国民健康保険特別会計繰出金の増が主なものでございます。 5款労働費は200万円余の増額で、決算見込みによります人件費の増額が主なものでございます。 6款農林水産業費は2,100万円余の増額で、決算見込みによります意欲ある農業者支援事業交付等の増を、7款商工費は1,000万円余の減額で、信金中央金庫からの企業版ふるさと納税を活用いたしました信州大学航空機システム共同研究講座コンソーシアム補助金の計上及び龍江インター産業団地に係ります市道改良工事費の減額が主なものでございます。 8款土木費は3億2,500万円余の増額で、国の補正によります社会資本整備総合交付金や防災安全交付金を活用いたしました道路整備事業等の増を、9款消防費は600万円の増額で、決算見込みによります水道事業会計への負担金の増額が主なものでございます。 6ページ目へお進みください。 10款教育費は6,600万円余の増額で、天竜グラウンドの土地取得に要する費用の計上が主なものでございます。 13款諸支出金は600万円余の増額でございまして、個人・団体からの寄附金を基金へ積み立てるものでございます。 続きまして、歳入を御説明いたしますので、2ページ目へお戻りください。 11款地方交付税は、特別交付税を増額するものでございます。 15款国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の3次分等を計上するもの、16款県支出金は、各事業費の決算見込みに基づき補正するものでございます。 18款寄附金は、ふるさと寄附金の増額ほか、個人・団体からの寄附金を計上するものでございます。 19款繰入金は、財政調整基金繰入金を減額するもの、20款繰越金は、純繰越金を増額するもの、21款諸収入は、雑収入を増額するものでございます。 22款市債は、各事業費の変動に伴う変動でございます。 19款繰入金の減額でございますが、さきの第1回臨時会で御決定をいただきました飯田市新型コロナウイルス感染症緊急対策事業第7弾、補正の第12号でございますが、こちらの事業に対しまして、国の3次補正に計上されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当する財源内訳補正を行いましたことから、今回減額させていただいたものでございます。 なお、15款国庫支出金で、国の3次補正に計上されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金といたしまして、飯田市へ交付される予定の7億1,925万9,000円のうち、3億8,709万2,000円を今回計上いたし、歳出で御説明した各事業に充当をいたしました。 続きまして、8ページ目を御覧ください。 第2表でございますが、繰越明許費の補正でございまして、1は2款1項総務管理費の地域振興住宅整備事業以下、全部で24事業を関係機関や地元関係者等との調整に不測の時間を要したことなどの理由によりまして、いずれも年度内完了が難しいため、令和3年度へ繰越しをお願いするもの、及び2は、社会資本整備総合交付金事業及び橋りょう長寿命化事業の金額を変更するものでございます。 続いて、10ページ目へお進みいただきたいと思います。 第3表は、債務負担行為の補正でございまして、1は、参議院長野県選出議員補欠選挙ポスター掲示場設置撤去業務委託及び抄本入場券作成委託事業を追加するもの、2は、産業用地整備事業を廃止するもの、3は、農業水利施設保全管理整備事業の限度額を変更するものでございます。 第4表は地方債補正で、各事業費の変動に伴い、限度額を変更するものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第25号及び議案第26号について、池戸保健課長。 ◎保健課長(池戸通徳君) それでは、議案第25号について御説明申し上げます。 本案は、令和2年度飯田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)案でございまして、決算を見込んで計上するものでございます。 第1条は、事業勘定の歳入歳出の総額にそれぞれ2億394万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ87億2,655万7,000円としたいとするものでございます。 内容を御説明いたしますので、初めに歳出、4ページ、5ページをお願いいたします。 1款1項総務管理費の592万8,000円の増額は、職員の異動に伴うものでございます。 2款保険給付費は、給付実績の見込みに合わせて、1項療養諸費を2億7,208万8,000円減額、2項高額療養費を141万2,000円減額とするものでございます。 8款諸支出金、1項還付金及び償還金は、過年度の県支出金の返金であり、6,221万6,000円の増額でございます。 次に、2ページ、3ページへお戻りいただきまして、歳入の御説明を申し上げます。 1款国民健康保険税は、去る9月の議会において新型コロナウイルス感染症に伴う保険料の減額補正予算をお認めいただきましたが、その後、国保の減免申請の推移に合わせまして6,383万5,000円の増といたしました。 2款国庫支出金、2項国庫補助金は、新型コロナウイルス感染症に対する国の財政支援分の減を見込みまして、3,830万1,000円の減額をするものです。 3款県支出金、1項県負担金・補助金は、歳出2款の給付費の減と新型コロナウイルス感染症に対する県の財政支援分の減、この2つの要因により2億8,659万円の減額をするものでございます。 5款繰入金、1項他会計繰入金は、一般会計から繰り入れる保険基盤安定分と財政安定化支援事業分などの法定繰入れ分について、令和元年度の繰り出し基準に従い、決算見込みを行い、7,560万7,000円の増額といたすものでございます。 2項基金繰入金は、1款国民健康保険税等の増額により取崩しを少なくすることができたため、7,377万3,000円の減額でございます。 7款諸収入は、国保連合会からの返還金分であり、5,527万8,000円でございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第26号について御説明を申し上げます。 本案は、令和2年度飯田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ62万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億8,572万4,000円としたいとするものでございます。 内容につきまして、第1表 歳入歳出予算補正より御説明申し上げますので、まず4ページ、5ページを御覧いただきたいです。 歳出です。 1款総務費、1項総務管理費の増額は人件費でして、担当事務職員の異動等による所要額の変更により、87万1,000円の増額でございます。 2項徴収費は、システム改修業務委託料を219万3,000円減額したいというものであり、決算を見込んだ数字でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は194万6,000円の増額をしたいとするものであり、後期高齢者医療広域連合から保険料負担金の増によるものでございます。 続きまして、歳入にお戻りいただきまして、2ページ、3ページへお願いいたします。 4款1項一般会計繰入金は、歳出に合わせて一般会計から繰入金を62万4,000円増額補正いたすものでございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 続いて、議案第27号について、筒井長寿支援課長。 ◎長寿支援課長(筒井雄二君) それでは、議案第27号につきまして御説明いたします。 本案は、令和2年度飯田市介護保険特別会計補正予算(第4号)案でございまして、第1条にございますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,863万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ121億1,755万2,000円としたいとするものです。 内容につきましては、第1表 歳入歳出予算補正で御説明いたします。 初めに、歳出から御説明申し上げますので、予算書ですと4ページ、5ページ、タブレットですと158、159を御確認ください。 2款保険給付費のうち、第1項介護サービス等諸費及び第4項高額介護サービス等費は、決算見込みに合わせ額の変更を計上いたします。 また、第2項介護予防サービス等諸費では、項内の変更を計上いたしております。 なお、2款及び5款地域支援事業費の記載があります各項につきましては、後ほど説明いたします歳入の変更に合わせまして、その財源を構成するものです。 6款基金積立金は、介護給付費準備基金の利子及び第1号被保険者の保険料余剰分を基金に積み立てるものでございます。 続きまして、予算書2ページ、3ページにお戻りいただきまして、タブレットは156、157になります。 1款保険料は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けて収入が減少した方の保険料減免を行いましたので、その分の減額をするものです。 2款国庫支出金は2,078万6,000円増額いたしますが、これは新型コロナウイルスの感染拡大により減免した保険料の4割相当が特別調整交付金で、残りの6割相当が災害等臨時特例補助金で補填されますため、それぞれ新たに計上するものです。 このほか、国からの交付金の確定によりまして、保険者機能強化推進交付金を増額するとともに、今年度から交付されることになりました介護保険保険者努力支援交付金を新たに計上するものです。 6款財産収入は、介護給付費準備基金の利子を収入見込みに合わせ増額するものでございます。 7款繰入金は、今年度の給付実績、歳入の状況によりまして、基金からの繰入れを行う必要がないと見込まれますために、これを皆減するものです。 8款繰越金は、令和元年度に準備基金に積み立てることができなかった第1号被保険者の保険料余剰分を改めて基金に積み立てるよう計上するものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第28号について、松下危機管理室次長。 ◎危機管理室次長(松下英喜君) 議案第28号について御説明いたします。 本案は、令和2年度飯田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)案でございまして、歳入歳出予算の補正として、第1条においてそれぞれ449万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,600万7,000円としたいとするものでございます。 歳入歳出の内容につきましては、次ページからの第1表 歳入歳出予算補正で御説明をいたします。 それでは、まず初めに4、5ページを御覧ください。 歳出でございますけれども、3款1項積立金は、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や丘の上のイベント等が全て中止となり、駐車場使用料収入が大幅な減収見込みであることから、当初予定していた基金積立金500万円の財源確保ができなかったため減額をするものでございます。 戻りまして、2ページ、3ページを御覧ください。 歳入の1款1項使用料は、先ほど歳出で御説明したとおり、新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅な減収見込みのため、2,309万3,000円減額をするものでございます。 2款1項の財産運用収入は、決算見込みに伴う補正でございます。 3款1項の繰越金は、前年度からの繰越額を充てております。 5款2項他会計繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第29号について、大原市立病院介護老人保健施設事務長。 ◎介護老人保健施設事務長兼高松診療所事務長(大原佐江子君) 議案第29号について御説明申し上げます。 本案は、令和2年度飯田市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)案でございまして、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億1,014万円としたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表 歳入歳出予算補正で御説明いたしますので、議案書の4ページと5ページを御覧ください。 歳出から御説明させていただきます。 1款1項介護老人保健施設費でございますが、決算見込みによりまして人件費を300万円増額補正したいとするものでございます。 続きまして、歳入でございますが、2ページと3ページを御覧ください。 3款1項他会計繰入金として300万円を補正したいとするものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第30号について、生嶋経営管理課長。 ◎経営管理課長(生嶋哲夫君) それでは、議案第30号につきまして御説明を申し上げます。 タブレットの203ページをお開きください。 本案は、令和2年度飯田市下水道事業会計補正予算(第2号)案でございます。 第2条は、予算第4条本文括弧書き中の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、当年度分損益勘定留保資金をそれぞれ記載のとおり改めるとともに、資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。 1款資本的収入は、1億2,010万円を増額するものでございます。これは、国の3次補正によります防災・安全社会資本整備交付金事業の追加内示によるものでございます。 1款資本的支出は、1億3,600万円を増額するものでございます。これは、同じく国の3次補正追加内示に伴う公共下水道事業費の増額によるものでございます。 第3条は、予算第6条で定めた起債の限度額を表のとおり改めるものでございます。 説明は以上です。よろしくお願いをいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第31号について、福岡経営企画課長。 ◎経営企画課長(福岡茂巳君) では、議案第31号について御説明いたします。 本案は、令和2年度飯田市病院事業会計補正予算(第5号)案でございます。 第2条は、予算第3条に定めた収益的収支の予定額を補正するもので、収入を7億5,656万5,000円、支出を400万円それぞれ増額したいとするものでございます。 収入の内容は2点ございまして、1点目は一般会計からの繰入金の額の確定に伴い、医業収益を3,930万9,000円、医業外収益を7,452万9,000円それぞれ増額するものでございます。 収入の2点目は、新型コロナウイルス感染症対応に関する補助金等の収入でございまして、医業外収益は病床確保に係る補助金等6億3,872万7,000円、特別利益は医療従事者応援金400万円をそれぞれ増額するものでございます。 支出は、医療従事者応援金400万円の支払費用を特別損失に予算計上するものでございます。 続きまして、第3条は、予算第4条に定めた資本的収支の予定額を補正するもので、収入を7,296万1,000円、支出を7,168万円それぞれ増額したいとするものでございます。 支出の内容は、新型コロナウイルス感染症対応に関するCT撮影装置等医療機器の購入費用でございます。 収入は、医療機器の購入費用等に対し、交付決定のあった新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金の増額でございます。 なお、今回の補正により資本的収入が支出に対し不足する額が減少しますので、予算第4条本文括弧書き中の不足額の総額と不足額を補填する額について、それぞれ6億6,506万2,000円に改めております。以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 会議の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。     11時57分 休憩-----------------------------------     13時00分 再開 ○議長(湯澤啓次君) 休憩を閉じ、会議を再開します。 リニア推進特別委員長から発言の申出がありましたので、これを認めます。 リニア推進特別委員長、井坪隆君。 ◆リニア推進特別委員会委員長(井坪隆君) 先ほどの委員長報告の中で桁の間違いがありましたので、訂正をいたします。 令和2年度の当初予算にリニア駅周辺整備関連業務等委託料を「858万円余を計上して、うち100万円余を調査費用として予定した」と言いましたが、正しくは「8,058万円余を計上して、うち1,000万円余を調査費用として予定した」というふうに訂正をさせていただきます。桁違いをおわびします。 ○議長(湯澤啓次君) 午前中に引き続き、執行機関側の説明を求めます。 議案第32号について、櫻井総務部長。 櫻井総務部長。 ◎総務部長(櫻井毅君) 議案第32号について御説明申し上げます。 本案は、令和3年度飯田市一般会計予算(案)でございまして、第1条では、予算の総額を歳入歳出それぞれ474億7,000万円と定めるものでございます。 また、第2条は債務負担行為、第3条は地方債についてそれぞれ限度額等を定めるものでございます。これらの内容は、後ほど第1表から第3表で御説明申し上げます。 第4条は、一時借入金の最高額を40億円と定めるものでございます。 第5条は歳出予算の流用で、給料、職員手当及び共済費の流用について、所要の規定を設けるものでございます。 予算の基本的な考え方や全体的な特徴は市長が挨拶で触れておりますので、私のほうからは主な項目について第1表で説明させていただきます。 先に歳出を御説明いたしますので、5ページをお開きください。 第1款議会費は2億7,400万円余で、前年度対比1.0%の減でございます。 第2款総務費は59億400万円余、前年度対比で3.2%の増、1項総務管理費は、リニア関連事業費として駅周辺整備や代替地整備等の事業に要する経費のほか、ふるさと飯田応援隊募集事業などの事業費を計上いたしました。 第4項選挙費には、市議会議員選挙及び参議院議員補欠選挙の費用等を計上いたしました。 3款民生費は159億3,400万円余、前年度対比5%の増で、1項社会福祉費は、障害者総合支援事業費や介護医療院整備に要する補助等の費用を計上いたしました。 2項児童福祉費では、民間保育所の施設整備に要する補助や民間保育所等運営費等を計上いたしました。 4款衛生費は47億3,000万円余、前年度対比2.1%の増で、1項保健衛生費では、新型コロナウイルス感染症対応として地域外来検査センターの運営に要する予算のほか、不妊治療のうち新たに人工授精に要する費用の補助等を計上いたしました。 2項清掃費では、ごみ減量対策に要する経費やごみ分別3Rを推進するための環境教育に要する費用などを計上いたしました。 5款労働費は2億3,200万円余、前年度対比39.1%の減で、県から移管された勤労者福祉センターの管理費や中小規模事業者の事業承継の課題へ対応するための予算等を計上いたしました。 6款農林水産業費は11億2,700万円余、前年度対比11.7%の減で、1項農業費では、新規就農者や多様な農業の担い手確保に向けた意欲ある農業者等の支援や遊休荒廃農地の有効活用に取り組む農業法人の支援に要する経費等を、2項林業費では、森林環境譲与税を活用した森林経営管理事業の推進に要する経費を計上いたしました。 7款商工費は28億7,500万円余、前年度対比17.3%の増で、観光分野ではアフターコロナを見据えた南信州全体の観光振興に向けて、遠山郷や天龍峡、丘の上などの地域資源の活用を再構築するための費用等を計上いたしました。工業分野では、次世代モビリティ、医療、食品環境など新たな分野への参入支援や、企業誘致に向けて(仮称)天龍峡インター産業団地の整備、人材育成の拠点「エス・バード」を最大限活用した研究開発の機能の強化、産業人材の育成を推進する予算等を計上したところでございます。 8款土木費は48億1,500万円余、前年度対比7.5%の減で、2項道路橋りょう費、3項河川費には、通常の幹線道路、生活関連道路、河川等の改良・補修等に加え、緊急防災・減災事業債を活用した道路・橋梁の改修等に要する費用等を計上いたしました。 6ページでございますが、5項住宅費では、市営西の原団地の建て替えに要する経費等を計上いたしました。 9款消防費は15億3,000万円余、前年度対比2.5%の減で、引き続き防災行政無線のデジタル化整備の事業費や防災ハザードマップの更新に要する事業費のほか、三六災害60年を契機とした防災意識の向上のための啓発事業費を計上いたしました。 10款教育費は43億7,600万円余で、前年度対比6.8%の増でございます。 2項及び3項の小・中学校費は、長寿命化計画に沿って学校施設の大規模改修等に取り組むとともに、中学校の特別教室の空調設備整備及びトイレの洋式化及び窓ガラスの飛散防止フィルムの施工に要する費用等を計上いたしました。 5項社会教育費では、菱田春草没後110年の開催に要する経費を計上いたしました。 11款災害復旧費は6億8,900万円余で、前年度対比487.9%の大幅増となっており、昨年7月の豪雨災害復旧に要する経費を計上いたしました。 12款公債費は48億4,400万円余で、前年度対比0.3%の減、13款諸支出金は8,400万円余で、前年度対比16.3%の増、14款予備費は4,000万円を計上いたしました。 引き続きまして、これらの事業執行の財源となります歳入について御説明いたしますので、2ページへお戻りいただきたいと思います。 まず、1款市税は総額で121億5,200万円、前年度対比で7.4%の減と見込んでおります。 1項市民税は、現年度課税分で個人市民税が8.3%、法人市民税は11.7%、2項固定資産税は9.9%とそれぞれ大幅な減と見込んでいるところです。 2款地方譲与税から10款地方交付税につきましては、それぞれ国が示す地方財政計画を参考に計上しております。特に、7款地方消費税交付金は6.4%、そして9款地方特例交付金は548.8%の大幅増と見込んだところでございます。 9款地方特例交付金のうち、2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、令和3年度に限って交付される交付金で、固定資産税及び都市計画税の減税措置に伴って交付されるものでございます。 次の3ページでございますが、14款国庫支出金は、事業補助の増減に連動し、災害復旧事業負担金等の増により、前年度対比で5.1%増加しております。 15款県支出金も、それぞれの事業の増減に連動しており、介護医療院の設置に伴う補助金などで、前年度対比12.2%の増となっております。 16款財産収入は、基金運用収入や土地売払収入等を計上しており、リニア用地の売払い等により大幅増となりました。 17款寄附金は、ふるさと寄附金の増を見込み、大幅な増となっております。 18款繰入金でございますが、財産区からの繰入金と基金からの繰入金でございますが、基金からは11億3,000万円余の繰入れで、前年度対比1億2,000万円余の増となっております。この内容は、財政調整のための基金繰入れが財政調整基金2億6,000万円、減債基金4億の6億6,000万円、またリニア中央新幹線飯田駅整備推進基金から2億2,000万円余繰り入れるほか、それぞれの事業の目的に沿って各特定目的基金から繰り入れるものでございます。 4ページの19款繰越金は、6億円を計上いたしました。 20款諸収入は23億9,000万円余で、商工制度資金などの貸付金元利収入や各事業に係る受託事業収入などが主なものでございます。 21款市債は47億9,360万円で、前年度対比12億余、率にして34.9%の増となっております。このうち臨時財政対策債は、令和2年度の確定額を基に地方財政計画を踏まえ17億9,000万円、5億円余の増を見込むところでございます。 次に、7ページをお開きください。 第2表 債務負担行為でございます。それぞれの項目につきまして、期間及び限度額を定めるものでございます。 内容としては、土地開発公社に対する債務保証、産業用地整備事業など、令和3年度から複数年にわたる事業や長期にわたる利子助成などでございます。 最後に、8ページをお開きください。 第3表 地方債でございます。 令和3年度に予定しております各事業の起債の目的、限度額や起債の方法などを定めるものでございます。 すみません、1点訂正させていただきます。 歳出の7款商工費のところで、「(仮称)龍江インター産業団地の整備」が正しいところ、「天龍峡インター」と申し上げたということで、訂正させていただき、おわび申し上げます。 それから、歳入のところで、9款地方特例交付金のうち、2項新型コロナウイルス感染症対策地方税云々というところの「2項」ではなく「5項」が正しいということでございますので、申し訳ございません。訂正させていただきます。以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第33号及び議案第34号について、池戸保健課長。 ◎保健課長(池戸通徳君) それでは、令和3年度飯田市特別会計予算書のほうをお開きいただきたいと思います。 5ページになります。 議案第33号について御説明を申し上げます。 本案は、令和3年度飯田市国民健康保険特別会計予算(案)でございます。 第1条は、事業勘定の予算総額を歳入歳出それぞれ90億8,720万円、直営診療施設勘定の予算総額を歳入歳出それぞれ480万円と定めるものでございます。 第2条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。 歳入歳出の内容につきましては、第1表 歳入歳出予算で御説明いたしますので、まず7ページの歳出を御覧いただきたいと思います。 7ページ、事業勘定の歳出です。 1款総務費は、国保業務運営のための経費、総務管理費ですとか賦課徴収費、運営協議会の費用等を計上してございます。 2款保険給付費は、被保険者の療養諸費や高額療養費などが主なものでございまして、過去3年間の当市の医療費の実績等を踏まえて、県による試算の数値に基づいて現時点で見込まれる1年分の所要額を計上したものでございます。 3款国民健康保険事業費納付金、これは県へ納める納付金でございまして、県の試算に基づいて計上いたしました。 5款保健事業費は、特定健康診査の受診に係る事業でございまして、市の保健事業に係る費用が計上してございます。 6款基金積立金は、国民健康保険事業基金に係る預金利子の積立ての分でございます。 8款諸支出金は、被保険者に対する国保税の還付金や県への精算返還金及び直営診療施設への繰出金でございます。 次に、歳入を御説明いたします。 前の6ページにお戻りいただきたいと思います。 1款国民健康保険税は、被保険者の令和2年度の所得の状況が確定していないこと、また新型コロナウイルス感染症による影響が不明であることから税額算定ができておりませんので、昨年の本算定の所得を基準に暫定的に国民健康保険税として計上させていただいております。 保険税の課税区分における案分率につきましては、例年どおり令和2年度国民健康保険会計の決算状況や被保険者の令和2年の所得実態等を正確に把握・分析した上で、6月議会におきまして正式な算定方法を御提案いたします。したがいまして、本案は暫定予算ということになります。御理解のほどよろしくお願いいたします。 2款国庫支出金でございますが、制度改正におけるシステム改修分の補助額を計上いたしました。 3款県支出金は、主に歳出の2款保険給付費に充てるため、長野県が試算した額を基に計上いたしております。 4款財産収入は、国保基金の利子分の計上でございます。 5款繰入金のうち一般会計からの繰入金は、1項他会計繰入金において国保会計への繰り出し基準に基づくルール分などを計上いたしました。 2項基金繰入金は歳入の不足に対応するためで、国保基金から8,234万2,000円を取り崩すよう計上したところでございます。 6款繰越金は、令和2年度からの繰越金を見込み計上いたしております。 7款諸収入は、国保税に係る延滞金や雑入--返納金も含みます--などを見込んでおります。 以上が、事業勘定の令和3年度の予算案でございます。 続きまして、直営診療施設勘定へ参ります。 9ページをお開きいただきたいです。 9ページ、直営診療施設勘定の歳出から御説明をいたします。 三穂診療所及び上村歯科診療所の運営に関わる経費といたしまして、1款総務費と2款医業費合わせまして歳出総額480万円でございます。 戻って8ページを御覧いただきたいのですが、直営診療施設勘定の歳入は、1款繰入金から繰越金、診療収入、諸収入まで合わせまして、同じく480万円を計上いたしております。 以上で、令和3年度飯田市国民健康保険特別会計予算(案)の説明でございます。よろしくお願いします。 続きまして、議案第34号の御説明に入ります。 予算書の51ページになります。 議案第34号、本案は令和3年度飯田市後期高齢者医療特別会計予算(案)でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億9,190万円と定めるものでございます。 内容につきまして、第1表 歳入歳出予算で御説明をいたしますので、歳出ですが、53ページをお開きください。 歳出です。 1款総務費は、職員4人分の人件費、一般事務費、保険料の賦課徴収に係る諸経費でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者の皆様に納めていただいた保険料と低所得者等に係る保険料の軽減賦課分として、一般会計からの繰入金を財源に、保険者である長野県後期高齢者医療広域連合へ納付するものでございます。 3款諸支出金は保険料の過年度還付金、4款は予備費でございます。 次に、歳入に移ります。 52ページをお開きください。 1款後期高齢者医療保険料は、被保険者の皆様に納めていただく保険料でございます。 4款繰入金は、一般会計からルール分として繰り入れられるものであり、職員の人件費や保険料の賦課徴収に係る事務経費、低所得者等への保険料の減額分でございます。 5款繰越金は、現時点における令和2年度からの繰越しの見込額です。 6款諸収入は、過年度保険料還付金に対しまして、長野県後期高齢者医療広域連合から補填される還付金及び雑入でございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第35号について、筒井長寿支援課長。 ◎長寿支援課長(筒井雄二君) 議案第35号について御説明申し上げます。 特別会計予算書の71ページ、タブレット63ページをお開きください。 本案は、令和3年度飯田市介護保険特別会計予算(案)でございます。 令和3年度は、第8期介護保険事業計画期間の初年度となります。介護給付費につきましては、計画に基づいて所要の介護給付費を見込むとともに、地域支援事業費として介護予防・生活支援サービス事業の事業費等を計上いたしております。 なお、当市は令和3年度から、地域共生社会の実現を目指しまして重層的支援体制の構築に取り組むことから、これまで特別会計に含まれておりました包括的支援事業の一部、基幹及び各地域包括支援センターの運営事業費等が一般会計に移行しておりますので、御承知おきください。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億9,280万円と定めたいとするものです。 第2条は、歳出予算の流用について定めるものです。 それでは、内容につきましては第1表 歳入歳出予算で御説明いたします。 議案書は72ページ、73ページ、タブレットですと64、65ページになります。 初めに、歳出から御説明いたしますので、右ページ、73ページのほうを御確認いただきたいと思います。 1款総務費ですが、1項総務管理費から5項計画策定費までは、いずれも介護保険事業運営に要する給付事務、保険料の賦課徴収、要介護認定業務に関わる人件費や事務費を計上いたしております。 2款保険給付費は、介護保険のサービス利用に対する給付費です。総額で112億1,499万3,000円計上しておりまして、事業計画に基づく額を計上いたしております。 1項介護サービス等諸費は要介護に認定された方の給付費、2項介護予防サービス等諸費は要支援に認定された方の介護予防サービス給付費を、3項その他諸費は支払い審査事務に関わります国保連合会への手数料を計上いたしております。 4項高額介護サービス等費は、介護サービスの利用料が一定額を超えた場合に、限度額を超えた部分を支給する費用です。 5項高額医療合算介護サービス等費は、医療と介護の両方を利用している方の負担を軽減する給付に関わるもの、7項特定入所者介護サービス等費は、施設サービス利用者の食費及び居住費の利用者負担を軽減する給付に関わるものです。 4款保健福祉事業費は、介護保険サービスの利用料の支払いが困難な場合に、高額介護サービス費相当額を貸し付ける貸付金でございます。 5款地域支援事業費、1項介護予防・生活支援サービス事業費は、要支援の認定を受けた人及び事業対象者を対象として、訪問介護サービス及び通所型サービス、介護予防ケアマネジメント事業等の実施に関わる費用です。 2項一般介護予防事業費は、いきいき教室等を実施するほか、地域の住民が主体となって行われる介護予防事業への支援経費を計上いたしております。 3項包括的支援事業・任意事業費では、冒頭申し上げましたとおり、基幹及び各地域包括支援センターの運営費が一般会計に移行いたしておりますので、これまでと比べ大幅な減額になっております。 6款基金積立金は介護給付費準備基金の積立金、8款諸支出金は介護保険料の還付金、国等の負担金等に関わる過年度精算返還金を計上いたしております。 また、他会計繰出金は、一般会計の重層的支援に移行した歳出に財源充当すべき介護保険料等の負担を一般会計に繰り出すものです。 続きまして、歳入につきまして御説明申し上げます。 左ページの72ページを御確認ください。 1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者の介護保険料です。基準となる保険料月額を5,980円と算定いたしております。 2款国庫支出金は、介護給付費と地域支援事業費に対する国負担分と財政調整交付金、保険者機能強化推進交付金、保険者努力支援交付金となります。 3款支払基金交付金は、介護給付費と地域支援事業費に対する2号被保険者の保険料負担分です。 4款県支出金は、介護給付費及び地域支援事業費の県負担分となります。 6款財産収入は、介護給付費準備基金の利子となります。 7款繰入金は、介護給付費等の市負担分、事務費及び公費を投入しての介護保険料の低所得者軽減相当額を合わせて一般会計から繰り入れるものです。 8款繰越金は令和2年度からの繰越金、9款諸収入は第1号被保険者保険料の延滞金等です。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第36号について、清水商業・市街地活性課長。 ◎商業・市街地活性課長(清水秀敏君) 議案第36号について御説明申し上げます。 特別会計予算書の119ページ、タブレットで109ページを御覧ください。 本案は、令和3年度飯田市地方卸売市場事業特別会計予算(案)でございます。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,800万円と定めたいとするものでございます。 内容につきましては、次ページ以降の第1表により御説明申し上げます。 それでは、右側の歳出のページを御覧ください。 1款1項卸売市場費は、市場長1名分の人件費と施設改修工事費が主なものでございます。 2款1項積立金は、市場事業基金への積立てでございます。 3款1項は予備費でございます。 左側のページ、歳入を御覧ください。 1款1項使用料は、市場の使用料収入でございます。 2款1項財産運用収入は、市場の基金に対する利子でございます。 3款1項他会計繰入金は、一般会計からの繰入れでございまして、市場長の人件費相当額でございます。 4款は繰越金でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第37号について、松下危機管理室次長。 ◎危機管理室次長(松下英喜君) 議案第37号について御説明いたします。 予算書の137ページを御覧ください。 本案は、令和3年度飯田市駐車場事業特別会計予算(案)でございまして、第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,190万円としたいとするものでございます。これは、前年比87.8%となっております。 歳入歳出の内訳につきまして、第1表 歳入歳出予算で御説明いたします。 139ページの歳出でございますけれども、1款1項総務管理費は職員の人件費及び駐車場の運営管理に係る費用でございます。 3款1項積立金は、駐車場事業基金への積立てでございます。 138ページへお戻りください。 歳入でございますけれども、1款1項使用料は、中央、本町、飯田駅、飯田駅西、扇町の5か所の駐車料使用料でございまして、4,651万1,000円を見込んでおります。 また、5款1項基金繰入金は、駐車場事業基金からの繰入金でございます。 その他の歳入は、財産収入、繰越金等でございます。 令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛や丘の上のイベント等が中止となったことが影響しまして、使用料収入が今までにない大幅な減収の見込みとなっております。令和3年度の予算についても大きく影響をしてまいります。現状では感染拡大前の使用料収入にすぐ戻るとは見込めない状況であると判断しておりまして、使用料の減収を踏まえた予算案としております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第38号について、下井環境課長。 ◎環境課長(下井善彦君) それでは、議案第38号について御説明申し上げます。 特別会計予算書157ページ、タブレットですと143ページをお願いいたします。 本案は、令和3年度飯田市墓地事業特別会計予算(案)でございまして、第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,260万円と定めたいとするものでございます。 次のページ、158ページをお願いいたします。 第1表で御説明を申し上げます。 初めに、歳出から申し上げます。 右ページを御覧ください。 1款1項総務管理費は、市営霊園の一般管理費でございます。 2款1項積立金は、基金への積立金でございます。 次に、左側の歳入でございます。 1款1項使用料は、聖地を新規に使用される方からの永代使用料です。 2項手数料は、霊園の管理料収入を見込んだものでございます。 2款財産収入は、墓地事業基金の利子でございます。 4款繰越金は、前年度繰越金でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第39号について、大原市立病院介護老人保健施設事務長。 ◎介護老人保健施設事務長兼高松診療所事務長(大原佐江子君) それでは、特別会計予算の171ページ、タブレットですと154ページを御覧ください。 議案第39号について御説明申し上げます。 本案は、令和3年度飯田市介護老人保健施設事業特別会計予算(案)でございまして、第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億1,560万円と定めたいとするものでございます。前年度と比較して1,460万円、2.1%の増となっております。 内容につきまして、第1表 歳入歳出予算で御説明申し上げますので、特別会計予算書の173ページ、タブレットですと156の右側の歳出を御覧ください。 1款介護老人保健施設費でございますが、人件費及び施設の管理運営費が主なものでございます。 次に、歳入でございますが、予算書の172ページ、タブレットの左側を御覧ください。 1款サービス収入は、介護給付費と施設利用者の自己負担金でございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入金、4款繰越金は前年度からの繰越見込額、5款諸収入は雑入、8款市債は設備機器更新に伴う起債でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第40号について、塚平総合政策部長。 ◎総合政策部長兼IIDAブランド推進課長(塚平賢志君) それでは、議案第40号につきいて御説明いたします。 タブレットは176ページ、紙では195ページを御覧ください。 本案は、令和3年度飯田市ケーブルテレビ放送事業特別会計予算案でございまして、第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,870万円としたいとするものでございます。 内容は第1表で御説明いたしますので、次のページへ送っていただきまして、まず右ページ、197ページの歳出から御説明いたします。 1款施設維持管理費は、竜東ケーブルテレビ及び遠山郷ケーブルテレビの管理運営に要する経費を、3款諸支出金はケーブルテレビ放送事業基金への積立金を計上し、4款は予備費を計上するものでございます。 続きまして、左ページの歳入を御説明いたします。 1款分担金及び負担金は、新規加入時などにお支払いいただく、いわゆる加入金を、また2款使用料及び手数料は、加入者にお支払いいただく毎月のケーブルテレビ使用料を計上するものでございます。 3款財産収入は基金利息、4款繰入金はケーブルテレビ放送事業基金からの繰入金、5款繰越金は純繰越金、6款諸収入は道路工事等に関連して発生するケーブル移設に伴う補償費などの雑収入を計上するものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第41号について、福岡経営企画課長。 ◎経営企画課長(福岡茂巳君) 議案41号について御説明申し上げます。 予算書211ページを御覧ください。 本案は、令和3年度飯田市病院事業会計予算(案)でございます。 第2条は業務の予定量でございまして、表中(3)の1日平均患者数は、市立病院が入院302人、外来819人、高松診療所が外来18人と見込んでおります。 第3条は、収益的収支の予定額でございます。 病院事業収益は136億400万円で、前年度当初予算に比べ0.5%の減となっております。 病院事業費用は142億3,400万円で、前年比2.2%の増となっております。 次のページを御覧ください。 第4条は資本的収支の予定額でございまして、収入は14億8,660万円で、企業債は起債による収入、出資金は一般会計からの繰入金でございます。 支出は23億1,900万円でございまして、建設改良費は施設改修工事費や医療機器の購入費等、企業債償還金は企業債元金の償還費用でございます。 第5条では起債の限度額等を、第6条は一時借入金の限度額を、第7条は支出の各項の間で流用できる経費をそれぞれ定めるものでございます。 次のページを御覧ください。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費及び交際費を定めております。 第9条は、たな卸資産の購入限度額を、第10条は重要な資産の取得について定めるものでございまして、MRI装置ほか医療機器の取得を予定しております。 説明は以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第42号及び議案第43号について、生嶋経営管理課長。 ◎経営管理課長(生嶋哲夫君) それでは、議案第42号につきまして御説明を申し上げます。 公営企業会計予算書235ページをお開きください。 タブレットの213ページをお開きいただきたいと思います。 本案は、令和3年度飯田市水道事業会計予算(案)でございます。 第2条は業務の予定量でございまして、1号から3号で給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量につきまして記載のとおり予定をするものでございます。 4号は主要な建設改良事業でございまして、妙琴浄水場更新整備事業及び老朽管の更新整備事業を予定するものでございます。 第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございまして、第1款水道事業収益は19億9,030万円で、前年度対比4.2%の減でございます。 第2款簡易水道事業収益は9,680万円で、前年度対比13.8%の減でございます。 第1款水道事業費用は18億1,580万円で、前年度対比0.9%の減でございます。 第2款簡易水道事業費用は1億3,390万円で、前年度対比0.4%の減でございます。 次のページをお開きください。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億2,880万円の補填につきまして、記載の資金を予定するものでございます。 第1款水道事業資本的収入は3億9,040万円で、前年度対比56.8%の減でございまして、企業債、出資金の減額によるものでございます。 第2款簡易水道事業資本的収入は7,670万円で、前年度対比140.4%の増でございます。 第1款水道事業資本的支出は15億8,190万円で、前年度対比24.5%の減でございまして、建設改良費のうち拡張費の減額によるものでございます。 第2款簡易水道事業資本的支出は1億1,400万円で、前年度対比85.4%の増でございまして、建設改良費のうち拡張費の増額によるものでございます。 第5条は、債務負担行為の限度額などを定めるものでございます。 次のページを御覧ください。 第6条は、企業債の起債限度額などを定めるものでございます。 第7条は一時借入金の限度額を、第8条は緊急を要する場合における各項間の流用について、第9条は議会の議決なしに流用することができない経費を定めるものでございます。 第10条は一般会計からの補助金の額を、第11条は、たな卸資産の購入限度額について定めたものでございます。 説明は以上でございます。 続きまして、議案第43号につきまして御説明を申し上げます。 公営企業会計予算書259ページをお開きください。 タブレットの235ページをお開きいただきたいと思います。 本案は、令和3年度飯田市下水道事業会計予算(案)でございます。 第2条は業務の予定量でございまして、1号から3号で処理人口、年間総処理水量、1日平均処理水量につきまして、記載のとおり予定をするものでございます。 4号は主要な建設改良事業でございまして、ストックマネジメント計画に基づく管渠の長寿命化工事や処理施設の耐水化計画策定業務等を予定するものでございます。 第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございまして、第1款下水道事業収益は37億1,300万円で、前年度対比9.1%の減でございまして、一般会計からの補助金の減によるものでございます。 第1款下水道事業費用は34億540万円で、前年度対比5.7%の減でございまして、営業費用の減額によるものでございます。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額15億3,400万円の補填につきまして、記載の資金を予定するものでございます。 次のページをお開きください。 第1款資本的収入は9億2,800万円で、前年度対比5.9%の減でございまして、一般会計からの補助金の減によるものでございます。 第1款資本的支出は24億6,200万円で、前年度対比2.4%の増でございまして、建設改良費及び企業債償還金の増によるものでございます。 第5条は、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものでございます。 第6条は、企業債の起債限度額を定めるものでございます。 第7条は一時借入金の限度額を定めるものでございます。 次のページをお開きください。 第8条は緊急を要する場合における各項間の流用について、第9条は議会の議決なしに流用することのできない経費を定めるもの、第10条は一般会計からの補助金の額を、第11条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議案第44号について、原林務課長。 ◎林務課長(原義彦君) 議案第44号につきまして御説明申し上げます。 飯田市各財産区会計予算書3ページのほうをお開きください。 本案は、令和3年度飯田市各財産区会計予算(案)でございまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,595万9,000円と定めたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表 歳入歳出予算により御説明をいたします。 5ページを御覧ください。 初めに、歳出のうち主なものを御説明いたします。 1款1項一般管理費につきましては、報酬、印刷製本費、事務費負担金、交付金が主なものでございます。 次に、1款2項財産管理費につきましては、分収造林事業業務委託料、新規積立金、施設改修工事費が主なものでございます。 2款1項交付金につきましては、山林委員会や財産区事業に対する交付金が主なものでございます。 次に、歳入のうち主なものを御説明させていただきます。 4ページを御覧ください。 1款1項分担金につきましては、各財産区がその運営経費に充てるための財産区を構成する区などの分担金でございます。 2款1項財産貸付収入につきましては、企業などからの土地貸付料が主なものでございます。 2款2項利子及び配当金につきましては、基金利子と他の財産区からの配当金でございます。 2款3項財産売払収入につきましては、キノコ山の採取権に係る収入でございます。 飛びまして、5款1項受託事業収入につきましては、分収造林受託事業を計画しております財産区に係る事業収入でございます。 5款2項雑入につきましては、太陽光発電売電収入ほかでございます。 なお、25の財産区ごとの主な歳入歳出をまとめた総括表を1ページから2ページに掲載してございますので、御確認をお願います。 説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(湯澤啓次君) 以上で議案33件に対する説明が全て終了いたしました。 議案33件に対し、期日までに質疑通告はございませんでした。 質疑を終結してよろしいですか。     (挙手する者なし) ○議長(湯澤啓次君) それでは、質疑を終結いたします。 次に進みます。 議案第11号から議案19号まで及び議案第21号から議案第44号までの以上33件につきましては、お手元に配付してあります付託議案一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託し、審査を願うことにいたします。 ここで、総務委員会へ付託いたしました1件につきまして、ただいまから委員会審査を願うため、暫時休憩といたします。     13時53分 休憩-----------------------------------     16時50分 再開 ○議長(湯澤啓次君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 議事の都合により、会議の時間をあらかじめ延長をいたします。 それでは、議案審議を続行いたします。 先ほど付託いたしました議案1件の審査が終了いたしておりますので、審議を願うこととします。 議案第19号「基本構想に基づいて定める基本計画の政策施策の体系を定めることについて」について、予算決算委員会の報告を求めます。 予算決算委員長、原和世君。 ◆予算決算委員会委員長(原和世君) 本会議休憩中に予算決算委員会前期全体会を開催し、議案の審査を行いましたので、報告いたします。 予算決算委員会に付託となりました議案1件の審査について報告いたします。 議案第19号「基本構想に基づいて定める基本計画の政策施策の体系を定めることについて」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の過程につきましては、全議員で共有しておりますので、省略いたします。 議会としては、これまでも議会による行政評価を通じて基本計画の政策施策の体系についても検討をしてきており、今回の中期計画に関しても分科会単位で勉強を重ねてきました。 本日の委員会でも、各分科会の座長を中心に質疑や要望をしておりますので、今後の具体的な取組に反映していただくよう、十分な御配慮をお願いいたします。 以上、予算決算委員会の報告といたします。
    ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ質疑を終結いたします。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案1件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案1件について、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案1件は委員長報告のとおり決定されました。----------------------------------- △日程第10 請願、陳情上程 ○議長(湯澤啓次君) 次に、請願及び陳情を議題といたします。 請願1件につきまして、お手元に配付してあります文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、審査を願うことといたします。----------------------------------- △散会 ○議長(湯澤啓次君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 明日2月25日は一般質問の通告締切日であります。締切り時刻は午後5時となっておりますので、御確認をお願いいたします。 3月9日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までに御参集くださいますようお願い申し上げます。 本日はこれをもちまして散会といたします。お疲れさまでした。-----------------------------------     16時55分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和3年2月24日      飯田市議会議長  湯澤啓次      署名議員     永井一英      署名議員     福沢 清...